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山口茉莉の「宙飛ぶ島」

このシリーズ好きです。

ブルーの背景にポツリと浮かぶ白いオブジェクト。これは空を飛ぶ島をイメージしたアート作品です。この作品の作者である山口茉莉さんが手がける【空想建築】というシリーズがあるのですが、そのシリーズの中で私が特にお気に入りなのがこれ。

空を飛ぶ島って巨匠の絵画にも登場しますが、人類の根源にある共通のイマジネーションなんでしょうか?神話や伝説にも登場したりと【誰しもがどこかで見たことがある】であろう普遍的な存在ですよね。

この【宙飛ぶ島】は接近してよく見てみると階段や塔のような形状の建築物が確認され、見れば見るほど面白い仕上がりになっているのがわかります。

効いてるのが作品下部に配置されたこの紙片。作家さん曰く「200年前の古文書の断片」だそう。ただでさえ幻想的なデザインの作品なのに、こうして実際にヒストリーがある物が作品の一部に加えられているというのがやはりセンスですね。

・・・こういうの、ゲームや漫画だと終盤にすごく重要な役割を果たすアイテムだったりするんですよね(笑)・・・せっかくの作品を前にこういうことを妄想してしまう私のセンスが無かったということで・・・(苦笑)

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